教育パパの登場

いよいよ夫の登場です。ほとんどの家庭では、教育のことをお母さんに任せているのですが、我が家は意外とお父さんのほうがお母さん(私)より教育に力を入れています。

そのため、家で読み聞かせをするのは夫の日課です。自発的に本を読んでくれないし、国語が苦手なので、少しでも本と接触する機会を増やしたいという願いです。また、「算数大好き」といったおもしろくてわかりやすい算数解説書を使って学校の勉強よりも先に進んで教えています。お陰で、学校ではよく先生の助っ人になり、自慢しています。

自分が失敗したことを子どもに繰り返してほしくないそうですが、力を入れすぎると逆に子どもは勉強がいやになってしまう心配もあります。子どもは興味を示す内容なら、どんどん教えても問題ないのですが、逆の場合は拒絶反応を生み出してしまうので、気をつけなければなりません。先日、息子はある小学生新聞の漫画を夫に見せ、そのようなメッセージを送ったので、きっと夫はそのメッセージを受け取ったのでしょう。

まだまだ遊びたい時期なので、存分に遊んでからしっかり勉強してほしいですね。

魔女の一撃

某番組によると、ぎっくり腰は欧米では「魔女の一撃」と言っているそうです。
この番組で習ったいくつの英語表現を覚書として書き留めておきます。

A sun break
曇り

※太陽の休憩

The pot calling the kettle black.
五十歩百歩

※鍋はヤカンを黒いと非難する。(似たり寄ったり)

A turkey never voted for an early Christmas.
的外れな行動

※クリスマスの前に七面鳥(アイランド)

Have ants in one’s pants.
いらいら(そわそわ)している。

※アリがパンツに入っている場合、確かに落ち着かないでしょうね。

It’s not my cup of tea.
好みじゃない。

※イギリス人は午後の紅茶が欠かせないので、 味の好みをこだわっているでしょう。

It’s as good as a chocolate teapot.
使い物にならない。

※チョコレートでできたポットは熱いお茶を入れられませんね。

子どもに自分の虫歯菌をプレゼントしない

虫歯は立派な感染症です。赤ちゃんは口に虫歯菌(ミュータンス菌)が存在しない状態で生まれてくるのですが、身近にいるお母さんや周りの人からもらっているそうです。 例えば、大人が使っているお箸をそのまま赤ちゃんに食事を食べさせたりすると感染してしまうのです。

息子が生まれた間もないの頃に、ちょうど「赤ちゃんの一生を虫歯から守ろう」といった番組が放送されたので、初めての育児にはとても参考になりました。

0歳から3歳まで、息子には息子の専用スプーンやお箸を使い、例え外出したときでも、自分や家族などが使ったものを絶対に息子に食べさせないように徹底していました。

3歳以降になると、口に住み着く菌がある程度定着したので、例えこの時期虫歯菌を移しても、なかなか住み着くのが難しいそうです。

徹底的に頑張ったので、もうすぐ10歳になる息子は、日頃の歯磨きはなかなか思うようにきれいに磨けないものの、虫歯や歯の悩みが全くないので、ある程度安心しています。

親から子に伝えるものはたくさんあると思うのですが、虫歯菌だけは “No, thank you!” と言いたいですね。

高校の数学を思い出して・・・

高校では、純数学(Pure Mathematics) と応用数学(Applied Mathematics)を勉強しました。各数式はどのように導かれたのかを先生による丁寧な説明があったお陰で、数式を覚えていなくても自分でその式を求めることができました。でも、応用能力が欠けていたため、塾にも通いました。数学の問題を解けるのがおもしろくなってきて、他の勉強をサボり、数学きり(数学ガール?)になってしまいました。ぎりぎりの成績で大学に入れたのは、この2つの数学の成績が全体を引き上げたからです。しかし、皮肉なことに大学に入った後、逆に数学は苦手になってしまいました。なぜなら、授業が速すぎて付いていけなくなったからです。大学の授業だけに頼らず、自分でもっと勉強していたほうが良かったと今日まで深く反省しています。

自分の経験で、こどもに数学が好きになってもらいたい場合、堅苦しい勉強だけでは無理があると思います。普段の生活にも応用できるなら、身近なものとして受け入れられてくれると思います。例えば、トランプのゲームで確率を応用したりすることなどもできるはずです。

最近、数学に関連するおもしろい本が見つかったので、買ってしまいました。

・プログラマの数学
http://www.hyuki.com/math/

プログラマの数学

・数学ガール
http://www.hyuki.com/girl/

数学ガール

将棋三昧

息子が5歳のときから、お父さんに将棋、おじいちゃんに囲碁を教われました。私もその時に将棋を覚えたので、将棋の難しさを実感しています。

日本の将棋は中国の「象棋(シャンチー)」や西洋のチェス(chess)と違って、相手の駒を取ったら、自分の駒として活かせるのは特徴です。また、相手の陣地に入ったら、強い駒に変身(成る)できるので、先の展開をいかに読むかがポイントでしょう。

息子は将棋が好きなので、子ども向けの解説書を読破して戦法を習得し、パソコンソフトの詰め将棋を挑戦したりしました。一時期、通っていた児童センターで将棋ブームを引き起こしたぐらい将棋に燃えていたのですが、残念なことにライバルだったお友だちが母親の育児休業で児童センターへ来なくなって以来、ちょうど良い相手を見つけられずに将棋板を棚に上げました。

しかし、勝算のない囲碁はなかなか手を出そうとしません。これも先読みの力なのかな?

家庭内では、将棋のほかに、チェスと中国の「象棋」も楽しんでいます。しかし、負けたとき、悔しくて泣いてしまう姿を見ていると、思わず卓球選手愛ちゃんが小さいときのことを思い出してしまいます。現在、愛ちゃんは立派になって、もう昔の泣き虫の愛ちゃんじゃなくなったのを見て、そのうち我が息子も自分の弱点が克服できることを信じていきたいと思います。

ローマ字に翻弄されて!

息子にアルファベットを教えたことがあるのですが、普段使っていないので頭に定着していないし、特に小文字についてはよく覚えていないようです。

厄介なことに、息子は学校でローマ字の勉強が始まって以来、英語の単語を見たときでもローマ字風に発音しようとしました。ローマ字の勉強はキーボード入力には役に立っているのですが、英語の勉強には逆に障害の壁になってしまうようです。

更に、ローマ字にはL(エル)がほとんど使われていないので学校では教わっていないためか、大文字の I (アイ)と小文字の l (エル) を区別できなくなってしまい、大きな混乱を招きました。

ある日、息子はしおりに書かれた横文字を「アイイ イン オネ、オネ イン アイイ」と読んでいるところを聞いた私は、「???」何かなと思いました。そのしおりを見てみたら、なるほどと思いました。実は英語で書かれた “All in one, one in all.” なのですが、ローマ字風に読まれて、しかも小文字の l (エル)は大文字の I (アイ)と勘違したようです。これではいけないと思い、しっかり Aa~Zz まで大文字と小文字の違いだけではなく、ローマ字に使われていないアルファベットも重点的に教えました。

ローマ字より、英語を先に教わったほうがいいと益々そう思うようになった私でした。

英語教育は小学校から始まらないの?

数年前から、英語の勉強は小学校段階から始まったほうがいいかどうかという議論があったので、息子が小学校に入った頃、英語教育が導入されることを期待していました。しかし、息子は4年生になった今も正式に導入する気配はありませんでした。あるのは、年に何回かの外国人教師による授業(日本語が混ざっての英語での遊び)だけです。この慣らし教育も大切だと思うのですが、ちょっぴり物足りないような気がします。

以前から外国語の環境作りも大事だと思ったので、小さいときからDisneyの英語を聞かせたり、DVDを見せたりする努力をしました。しかし、小学校に入ってから、 他の勉強と日本語のみの環境になってしまい、少しずつ英語を敬遠するようになりました。

自分の努力は全く無駄になったわけではなく、少なくとも英語の発音を真似するとき、日本人の特有のカタカナイントネーションを出さないし、きれいに発音できるので、それだけでも成果が出たと思います。後は、中学校に入ってから、正式に英語を勉強し始めてから一緒に頑張っていきたいと考えています。