囲碁の再燃

息子は囲碁に対する熱は冷めたかと思いましたが、つい最近再燃しました。

夫が囲碁を強くしたいとのことで、たくさんの本を買ってきたのはきっかけでした。

ついでに読んでみた息子は、読みながらこう言いました。「なるほど」、「最高の解説だ!」・・・

でも囲碁教室に出るのはまだ抵抗感があるようです。理由は、大先生に勝てないからだそうです。

なるほど、息子がこだわっていたのは「勝算のない勝負に出ない」ということなのがやっと理解できました。

本人によると、おじいちゃんに圧倒的に勝てれば、再度挑戦してもかまわないそうです。

囲碁大会-2回目の挑戦

小学生プロの囲碁棋士が誕生した日に、市内小学生囲碁大会が行われました。

今年は息子の2回目の挑戦です。昨年の囲碁大会では5位入賞しましたが、今年はもっと上を目指して臨みました。自分のブロックの中で全勝したので、大会の1~3位決定戦に上り詰めました。

別のブロックの全勝した2人が先に対戦し、息子はその対戦で勝った人と次の対戦になりました。序盤は順調で、中盤は勝っていたのですが、終盤はあと一歩のところで逆転負けでした。悔しい思いをしました。

休憩なしで次の対戦に入り、この対戦は私にはよく理解できませんが、不利の状態と感じていました。 それでも、息子はよく相手の陣地に食い込み、相手の陣地をだいぶ減らしました。勝っているように見えましたが、結局のところ終盤で負けてしまいました。

まだまだ力不足なのですが、3位という誇らしい成績を残りました。一所懸命息子を慰めましたが、あまりの悔しさで、息子はもうやめたいと言い出しました。

試合2週間後の囲碁教室卒業式では、息子の棋力は2級と認定されました。もうじき初段になると言われたので、あと2年間続けてほしいと思いますが、果たして息子は気持ちが変わるのでしょうか。しばらく静かに見守りたいと思います。

囲碁大会-初挑戦

2月1日、市内小学生囲碁大会に初挑戦した息子は、思いがけず5位入賞しました。

試合は4つのブロックのリーグ戦から始まりました。各ブロックで1位になった人が全体の1~4位決定戦に進出することができ、各ブロックの2位になった人が全体の5・6位を争うトーナメント戦で戦うことになります。

運が悪く、息子は去年の優勝者(今年の優勝候補)と同じブロックになりました。その子と対局するとき、(先生によると)逆転できる機会があったものの、経験が浅いため、勝つことができませんでした。でも、初めての挑戦で、5位入賞できてたいしたものだと思いました。

親子で詰碁をやって良かったと思うし、たった2回の先生による特訓は一番威力を発揮したかと思います。

親子で詰め碁

月に2回程度の親子囲碁教室に通って1年半たとうとしたところです。腕試しのため、息子は地区の小学生大会に初挑戦することになりました。この大会に向けて、親子三人で毎晩15分ぐらい日本棋院編の「囲碁上達ドリル」で練習しています。親の場合、大体2・3回以上を試して、やっと答えを見つけたときもあるのですが、たまに答えを見いだせない場合もあります。子どもの場合は、頭の柔軟性がよいのか、先読みはやいし、すぐに答えを見つけてしまうので、いつも私たちの先生役になってしまいます。こうやって、親子のふれあい時間が増えたし、自分の脳の訓練(ぼけ防止)にもなるので、まさに一石二鳥です。

囲碁の先生に期待されているのか、この冬休み特別に自宅に招かれ、個人レッスンを受けるので、楽しみにしています。

我が家にもWiiが登場

息子が自分で貯めたお小遣いで、ついにWiiを買いました。スーパーマリオギャラクシーを楽しんでいるようです。このスーパーマリオギャラクシーはただのゲームではなく、宇宙・自然・芸術・音楽・コンピュータ技術を合わさった作品のようなもので、立体的に実感できるため、見ているだけでも楽しいと思います。コンピュータゲームにはいいものがひとつもないと思っていた私は、この作品で見方が180度変わってしまいました。

息子はWiiを購入する前に、パソコンのゲームをやっていました。そのうち、自分自身もゲームを作ってみたいと思うようになりました。 以前、夫は Squeak というソフトを入れて、簡単に部品を組み立てられるという感覚で何かを作ってもらったことがあるのですが、それだけでは簡単しすぎてつまらないそうです。そうなると、5年生の子どもにも、理解できるプログラミング言語を探すしかないですね。(何があるでしょう?)

囲碁の再チャレンジ

昨年の夏から、ボランティアによる地域の親子囲碁教室が開催されました。息子に囲碁を再チャレンジしてもらう機会だと思い、すぐに応募しました。息子はいやいやと言いながら、母親の私がどうしても出たいから、仕方がなく付き合ってくれました。

初心者向けの教室なので、全く囲碁のことがわからなくても参加できるという気楽さで、私もこの機会でぜひ囲碁を覚えたいと考えていました。また、子どもだけではなく、おじいさん・おばあさん・お父さん・お母さんも参加できるので、世代を超えたにぎやかな教室です。

初めは入門編で、月に2回程度ゆっくりしたペースの教室なので、息子はつまらないと感じていました。これを何とか我慢してもらい、やっと初級編に入りました。この教室に出たお陰で、息子は久しぶりにおじいちゃんと囲碁をやるようになりました。

最近、友達や先生方と対戦するチャンスが増えました。先生方はまだ子ども達のレベルがわからないとき、手加減しないで本気で対戦したときもありました。ところが、我が子は相変わらず負けず嫌いなので、いくら先生に「この辺りがしっかり守られたね」とほめられても、その惨敗した悲しさから立ち直らず、囲碁教室をやめたいと言い出しました。

ここで囲碁をやめたら、次はもうやってくれないと思いました。幸い年末年始の休暇が長いので、レッスンが再開するとき、 心の傷を癒したので、喜んで囲碁教室に出席しました。

私も子ども達に交わってレッスンを受けているので、初級編に入ると少しずつおもしろくなってきました。まだまだ対戦できるところではないのですが、ときどき息子に助けてもらい、将来孫の相手になれればと、ささやかな夢をみている私でした。

電脳コイル、不思議な世界

毎週の土曜日、家族そろって見ていた電脳コイルというアニメが終わりました。「楽しみがなくなった」と夫が言っていたぐらい寂しくなりました。息子と私は再放送を見ているぐらい好きでした。

特殊なメガネをかけると不思議な電脳空間へ入り込めるというストーリーが、私たちをこの物語に引き込ませる原因です。そのメガネは携帯電話のように、いつでも相手と連絡を取れるし、どこでもネットに接続できるというとても便利な道具です。また電脳空間には電脳ペットや謎の黒い生き物(イリーガル)が現れます。その展開は想像を絶するので、いつもハラハラドキドキの30分でした。

大黒市に転校してきた2人の小学生の話なのですが、ただの学園ものではなく、電脳世界を表す不思議な電脳アイテム(メタタグ、メタバグ、電脳釣り竿・・・)、電脳ウィルスを駆除するソフトのサッチーとキュウちゃん、だれも管理していない古い空間(コイルドメイン)、電脳世界の魔法使いの暗号屋などがぞくぞくと登場し、まさに電脳ワールドです。不思議な事件が起きるたびに、謎が謎を呼び、私たちはどんどん引き込まれていきました。

「電脳コイル」とは何か、最後まで番組を見ないとわかりませんでした。

電脳コイル 1 (1) (TOKUMA NOVELS Edge)

将棋三昧

息子が5歳のときから、お父さんに将棋、おじいちゃんに囲碁を教われました。私もその時に将棋を覚えたので、将棋の難しさを実感しています。

日本の将棋は中国の「象棋(シャンチー)」や西洋のチェス(chess)と違って、相手の駒を取ったら、自分の駒として活かせるのは特徴です。また、相手の陣地に入ったら、強い駒に変身(成る)できるので、先の展開をいかに読むかがポイントでしょう。

息子は将棋が好きなので、子ども向けの解説書を読破して戦法を習得し、パソコンソフトの詰め将棋を挑戦したりしました。一時期、通っていた児童センターで将棋ブームを引き起こしたぐらい将棋に燃えていたのですが、残念なことにライバルだったお友だちが母親の育児休業で児童センターへ来なくなって以来、ちょうど良い相手を見つけられずに将棋板を棚に上げました。

しかし、勝算のない囲碁はなかなか手を出そうとしません。これも先読みの力なのかな?

家庭内では、将棋のほかに、チェスと中国の「象棋」も楽しんでいます。しかし、負けたとき、悔しくて泣いてしまう姿を見ていると、思わず卓球選手愛ちゃんが小さいときのことを思い出してしまいます。現在、愛ちゃんは立派になって、もう昔の泣き虫の愛ちゃんじゃなくなったのを見て、そのうち我が息子も自分の弱点が克服できることを信じていきたいと思います。